希少廃盤 ディスカウント ニーベルングの指環全曲 カイルベルト&バイロイト(1955 ステレオ)(14CD)

  • 商品説明・詳細

  • 送料・お届け

商品情報

ワーグナー:ニーベルングの指環(14CD)
カイルベルト&バイロイト

世界初のステレオでの『ニーベルングの指環』の録音は、1958年から1965年に行われたショルティ/カルショウによるスタジオ・セッションではありません。1955年夏のバイロイト・ライヴが、なんと全編ステレオで残されていたのです。
指揮はヨーゼフ・カイルベルト。プロデューサーは、当時まだヴィクター・オロフの助手だった若き日のピーター・アンドリー(後に「アート・オブ・コンダクティング」にも出演)が務め、エンジニアは辣腕ケネス・ウィルキンソンと、技術力のロイ・ウォレス、そしてまだ若かった後の天才エンジニア、ゴードン・パリーがアシスタントというデッカ気鋭のチームにより、ステレオ録音そのものが大変珍しかった時代に、『指環』全曲のライヴ・レコーディングがおこなわれていたのです(ちなみにピーター・アンドリーは、オロフと共にこの3ヵ月後にはウィーンのムジークフェラインでベームの『影のない女』のステレオ録音をおこなっています)。
ノイマンM49マイクロフォン6本を使用してのここでの録音は、しかしながらある意味“賭け”でもありました。一回設置されたマイクは一度演奏が始まれば二度と触れることができなかったからです。6本のうちの3本は、照明固定用のバーに一緒に吊り下げられ、舞台上20フィートにありました。それらが集約されたのが、ロイ・ウォレスの設計した6チャンネル・ミキサーST2。そして2台のAEG TR9テープ・レコーダーに、ヴィントガッセン、ホッター、ヴァルナイなど、そうそうたるワーグナー歌手たちの競演と、カイルベルトが指揮するオーケストラが醸し出す、バイロイト祝祭劇場の独特なサウンドがステレオで収められたのです。
一連の試みは、奇跡的としか言いようのないほど成功し、近年の録音と言われれば信じてしまうばかりの瑞々しさで、半世紀前の『指環』を今に伝えているとのこと。
1955年の夏、『指環』は2チクルス演奏されました。デッカのこの実験的な試みは、1回目のチクルスを録ることにあったといっても過言ではありません。2回目も歌手の変更以外のところではバックアップに使えたのですが、基本的には本番とオーケストラ・リハーサル及びゲネラルプローベの時のテープだけでマスター・テープは完成されています。
しかしながら、周囲の思惑や、EMIまで含んだ複雑な契約上の問題で、この『指環』がリリースされることはありませんでした。ひとつにはプロデューサーのピーター・アンドリーが、ボスのヴィクター・オロフと共に録音の翌年にはEMIに移ってしまったことが挙げられるでしょう。オロフの後任は、キャピトルからデッカに戻ったジョン・カルショーであり、彼がライヴ録音嫌いであったこと、すでに『指環』のセッ録音:1955年8月 バイロイト祝祭劇場[ステレオ]盤面良好、ジャケット良好


残り 9 19,000円

(298 ポイント還元!)

翌日お届け可(営業日のみ) ※一部地域を除く

お届け日: 11月24日〜指定可 (明日10:00のご注文まで)

  • ラッピング
    ラッピング
希望しない
希望する ( +600円 )
希望しない
数量
同時に5点までのご購入が可能です。
お気に入りに保存

対応決済方法

クレジットカード
クレジットカード決済
コンビニ前払い決済
コンビニ決済
代金引換
商品到着と引き換えにお支払いいただけます。 (送料を含む合計金額が¥295,350 まで対応可能)
ペイジー前払い決済(ATM/ネットバンキング)
以下の金融機関のATM/ネットバンクからお支払い頂けます
みずほ銀行 、 三菱UFJ銀行 、 三井住友銀行
りそな銀行 、ゆうちょ銀行、各地方銀行
Amazon Pay(Amazonアカウントでお支払い)

大量注文に関して

30個以上かつ10万円以上のご購入はこちらからお問い合わせください

お問い合わせはこちらから